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萬福寺概要

はじめに

はじめに

現在、曹洞宗寺院である萬福寺は慈眼山無量院と号します。建久年間(1190~99)大井村丸山の地に密教寺院として創建されました。開基は梶原平三景時公であったと伝えられています。元応2年(1320)火災にあい、第六代の梶原掃部助景嗣が居城とともに馬込へ移転したと伝えられます。天文3年(1534)鎌倉の禅僧明堂文竜が曹洞宗に改め中興し、現在の萬福寺へと続いています。本尊は阿弥陀三尊を祀っております。

阿弥陀三尊


 
 善光寺式阿弥陀三尊立像(鋳造)で、中尊の阿弥陀如来像は像高90㎝、脇侍観世音菩薩と勢至菩薩は60㎝です。脇侍二尊は頭上に宝冠を頂いておられます。手法的にもかなり古いもので、三国伝来の古代仏とされ、法隆寺の金剛仏と同一の技法といわれています。
 
 
 
「新編武蔵風土記稿」に所収される三尊の縁起には、もと中国にあって不空三蔵持念の聖像であったものが、天平勝宝三年(751年)に日本に伝来し、平家の祖、国香の手にわたり、それを国香の後裔梶原景時が相伝したとあります。

概要

名   称
宗教法人 慈眼山 萬福寺
宗   派
曹洞宗
所 在 地
〒143-0025 東京都大田区南馬込1-49-1
電 話 番 号
03-3771-2025
F A X 番号
03-3771-2140

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