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大施餓鬼会

大施餓鬼会

毎年七月二十三日に執り行われている当山における年間行事の一つです。

午後一時より法要となっております。

大施餓鬼会とは

訓読すれば「餓鬼(がき)に施す」と読めることからも分かるように、死後の世界である六道輪廻(ろくどうりんね)の特に餓鬼道(がきどう)という世界に堕ちてしまった人達のために食べ物を布施(ふせ)し、その霊を供養する儀礼を指します。

日本におけるお盆の場合、お精霊さま(おしょらいさま)と呼ばれる各家の祖霊(それい)が、一年に一度、家の仏壇に還ってくるといわれています。お盆の期間中は盆供として毎日供物を供えるのが恒例です。
それと同時に、無縁仏(むえんぼとけ)となり、成仏できずに俗世をさまよう餓鬼にも施餓鬼棚(せがきだな)、餓鬼棚(がきだな)や精霊馬(しょうりょううま)を設ける風習があります。